薄毛に悩む男性の皆さんに朗報です!「加齢による薄毛」の仕組みが解明されたというニュースを紹介します。
加齢による薄毛の原因は幹細胞の毛包が小さくなってしまう事が原因!
発表したのは、東京医科歯科大学の西村栄美教授らの研究チームで、年をとると薄毛になる仕組みを解明するため、毛を生み出す細胞を作る「幹細胞」に着目し、その幹細胞の一生を追跡する研究を行っていました。
その結果、この幹細胞は、年齢が若いうちは毛を生み出す細胞を作り続けるのですが、年をとると、毛包が小さくなってしまう事がわかったそうです。
そして毛根が小さくなるにつれて、生えてくる毛も細くなって最終的には生えなくなってしまうということです。
毛根が小さくなり薄毛になるのは、これまで男性の特徴と考えられていましたが、今回の研究で、毛根は性別に関係なく、年をとると小さくなる事がわかりました。
薄毛を食い止める為に必要なコラーゲン!
では薄毛の原因である毛包が小さくなってしまう現象を防ぐ為には何が必要なのか!?
今回の研究ではその点についても触れられています。
毛包幹細胞の維持において重要な分子であるXVII型コラーゲンが分解され、これによって幹細胞が徐々に小さくなってしまい、最終的にはフケや垢となってしまう事がわかったそうです。
つまり幹細胞にあるタンパク質の一種「17型コラーゲン」の減りを抑えることで、薄毛の進行を抑えられることが解明されました。
西村教授は「5年から10年の間に治療薬ができれば」と話しているそうで、あと数年で薄毛に悩む男性に革新的な商品が発売されるかもしれません。
まとめ
薄毛の方々、あと少しの辛抱です!
今回の件も含め、あと数年でアンチエイジングの技術が革新的なレベルで向上しそうな予感がしますね。