
ビジネスではいかに費用を抑えるか、支払いを抑えるかという事を常に意識しているかと思います。
本日は、ビジネスにおいて重要な『人が関わる事でのコスト(人件費)』についての記事をご紹介します。
ビジネスでは人が関わる事でコストがかかり、その人件費は商品の料金に含まれる
例えばコンビニで商品を購入する場合、購入する人はその商品の値段だけを払っているわけではありません。
『店舗の家賃やそこで働いている従業員の給料の一部』も支払っているのです。
また、携帯電話料金なども同じです。
Docomoやau、Softbankなど、窓口で丁寧な対応をしてくれるサービス会社と、MVNOなどのように基本的にオンラインでやり取りをする場合では、同じサービスでも料金が大きく変わってきます。
つまり人が関わる度合いで、同じモノ・サービスでも料金が上がる事を意味します。
他のビジネスでも同じように、外部の人と頻繁に打ち合わせや電話をしている人は、その打ち合わせや電話により、相手に人件費を発生させています。
そして、その人件費はどこに含まれるかというと、『商品の代金』に含まれる事になります。
あなたが商品の『買い手側』であれば、『打ち合わせや電話での相手が関わったコスト』も商品に加算されて支払っていると認識すべきです。
また、あなたが商品の『売り手側』であれば、単に商品の値段だけではなく、『人が関わったコスト』も商品の値段に含めて考える必要があるという事になります。
インターネット時代に人件費をかけず、賢くビジネスをする方法とは!?
このような時代ですから、これからのビジネスでは、いかに『人が関わる部分』を少なくするかが、支払いコストを抑えるポイントになっていきます。
つまり『人に面倒をかけない。』という意識がビジネスには必要になってきます。
具体的に、『人に面倒をかけない』ようにするには下記のような能力が必要になってくると思います。
①コミュニケーションツールの選別
メールで済む事はメールで連絡し、必要以上に電話や打ち合わせをしない。全てをメールなどで行うというわけではありません。都度、必要なツールを選択して使いわける力が必要です。
②説明スキル
メールや電話で連絡する際も、『何を伝えたいのか』を的確かつシンプルに伝える。時間をかけてダラダラ書く(話す)と、それだけで相手側の人件費が上がってしまうのです。
③自分で調べるスキル
『何でも聞く』というスタンスが『人が関わるコスト(人件費)』を上げています。ほとんどの内容はインターネットで調べればすぐに解決するものばかりです。
上記の内容が出来ないという人もいるかもしれません。それはそれで仕方ない事だと思います。ただし、そのような人は、上記の事が出来る人に比べて、多くの費用を支払う覚悟が必要です。インターネットの時代では、こういった人件費が大きな費用になっている時代なのです。
まとめ
商品には、そこに関わる全てのコストが含まれており、『人が関わるコスト(人件費)は、買い手側の対応次第で大きく変化する』という事を意識しておく必要がありそうですね。