観光地で見かける人力車。
人力車をひく人を「車夫(しゃふ)」と呼ぶそうです。
日に焼けた爽やかな笑顔のイケメン揃いに、乗ってみたいけど逆に躊躇してしまう女性もいるとか。
人力車は日本の伝統文化の一つ、草食系男子が多い中、彼らこそ「にっぽん男子」という感じでしょうか。
本日は「車夫」から学べる3つのポイントに迫ってみたいと思います。
人力車の乗り心地・安全性を重視した心遣いと技術力!
人力車に乗った事がある人ならばわかるかと思いますが、乗り心地がとても良いですよね。
これは「車夫」がそのように走行しているからに他なりません。
人力車を走らせるだけでも労力は計り知れないのですが、こういった乗り心地、そして安全性が保たれているのは彼らの技術力があってこそなのです。
坂道、カーブ、真夏の炎天下でも真冬の雪道でも、お客様を心地よく・安全に、そしてリズミカルに走行しています。
そこにはお客様への気遣いが感じられます。このような『居心地の良さ』、『安心感』というのは他の仕事においても大切なのではないでしょうか。
人力車を引く為に鍛え上げられた筋肉から学ぶ、トレーニングと健康管理の重要性!
人力車本体の重さはなんと80キロ!そこに人(2人)を乗せると総重量は約200キロ以上にもなるそうです。
走り出すと軽くなるとは言いますが、鍛えた体でなくては人力車はひけません。
トレーニングは当たり前!健康管理もしっかり出来なくては一人前の車夫とは言えないでしょう。
もちろん『車夫』は、他の仕事以上にこのようなトレーニングが必要ですが、他の仕事でもしっかりと仕事を遂行するためには、トレーニング、そして健康管理を行うことはとても重要だと思います。
人力車をひくだけではない!優秀な『車夫』の営業力!
「車夫」は人力車だけを安全にひければ良いわけではありません。
お客様を自分で捕まえ、目的地までお客様と良い雰囲気を作る為の会話などの技術も必要です。
観光客相手なので、観光名所の説明や歴史なども頭に入れなくてはいけません。
そんな自分自身で仕事の獲得から実行まで行う『車夫』の営業力は相当なものです。
この営業を乗り越え経験を積んだ車夫は、別業種に転職した際、営業成績がトップになる人も多いそうです。
「車夫」のお客様獲得能力、そしてお客様を満足させる為のコミュニケーション能力は大いに学ぶべきところがありそうですね。
まとめ
『車夫』のこのような特徴を知る上でも、一度は人力車に乗ってみる価値がありそうです。
彼らの鍛えられた筋肉と笑顔だけでなく、そこに潜む数々の能力を体験してみてはいかがでしょうか。