年齢を重ねてもいつまでも若々しくいられる人と、そうでない人がいますよね。
その違いは「未来を語れるか?」ということに尽きるかと思います。
本日は、精神的老化について深掘りしてみたいと思います。
過去の話ばかりをしている「おっさん化現象」に要注意!
「おっさん」になってしまっているかどうかの判断基準は、いくつかありますが、一番問題なのは、「精神的なおっさん化現象」です。
体の老化などは歳を重ねると徐々に出てきますが、こういったものはトレーニングをするなどして改善することができます。
ところが、この「精神的なおっさん化」というのは、なかなか改善できないという問題があります。
そもそも「精神的なおっさん化」現象とはどういったものでしょうか?
これは「過去の事ばかりを話し、過去ばかりを肯定し、未来を語らず、未来を否定する現象」と言えるかと思います。
具体的には過去の成功体験や過去の思い出ばかり語っていれば楽しくなり、新しい技術や未来についてはすぐに否定をしてしまう現象です。
新しい技術や未来について、否定が多くなる人の特徴として、「よくわからない」という事が原因である場合が多いです。
自分の理解の範囲を超えてしまうものは否定的になり、自分が理解している内容(過去の出来事など)などだけを信じているタイプです。
こういうタイプは、それまでの人生経験だけで物事を判断してしまうため、年月が進むにつれて「時代遅れ」の人になってしまうのです。
「おっさん化」しないために必要なのは好奇心!
それでは、このような「おっさん」にならないためにはどのようにすれば、良いでしょうか。
まず、過去の話ばかりで盛り上がるクセをやめ、新しいことや未来に目を向ける事が大切です。
新しいものを理解しようとする姿勢を持つ事ができれば、徐々に過去の呪縛から解き放たれ、未来を見る事ができるようになります。
そうなれば、思考が老化せず、常に新しい考えを取り入れる事ができるようになります。
その上で、自分自身の未来をどのように進んでいくのかをイメージする事が大切ですね。過去の自分ばかりを振り返っても過去は戻ってきません。
そんなくだらないことに時間を使うのではなく、未来を予測し、未来を見据えた思考、行動ができる方がよほど充実した生活を送る事ができます。
まとめ
「おっさん化」とは年齢で決まるものではありません。
思考が古く、思考をアップデートできない人が「おっさん」になってしまいますので、過去を振り返らず、常に未来を見据えた生き方をしてみてはいかがでしょうか。