本日は髪の毛を守る医薬品、プロペシアの特徴と効果について紹介します。
ジヒドロテストステロンの生成を防ぐプロペシア
薄毛に悩んでいる人のために、毛髪外来もいろいろでてきていますね。
診察を受けた上で薄毛治療薬を処方されるのですが、その中の一つにプロペシアがあります。
プロペシアはこれ以上脱毛症を進めないようにする、髪の毛を守りを固める薬と言って良いかもしれません。
男性が薄毛になってしまうのは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンに原因があります。
この男性ホルモン最初から作られているものではなく、男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素によって変換されて生成されます。
そして生成されたジヒドロテストステロンが薄毛に多大なる影響を及ぼすのです。
そんな薄毛に多大な影響を及ぼすジヒドロテストステロンを作る前に、プロペシアは、5αリダクターゼの働きを邪魔する性質を持っているのです。
結果、テストステロンからジヒドロテストステロンが生まれにくくなって、薄毛の症状の進行を食い止めてくれるわけなんです。
プロペシアの臨床試験による効果
臨床試験では、プロペシアは実に被験者の6割に薄毛の改善が認められたといいます。
しかも残りの4割は脱毛症がそれ以上進行しなくなったとされていて、その意味では守りの薄毛対策の医薬品としては100点満点の薬と言えますね。
ただしプロペシアを飲むだけでツルツル頭がフサフサ状態になるのは、難しいと思います。
そこで毛髪外来では、もう一種類の医薬品の処方も行っていますので、それはまたの機会に紹介しますね。
まとめ
プロペシアは科学的に認められた薄毛を防ぐ医薬品ですので、薄毛に困っている方はぜひ使用してみてはいかがでしょうか。